Evernoteは優れもの

 表題の通り、Evernoteを使える機会を得たので(ありがとう>id:tosichanさん)使ってみました。まだ短期間なので、使いこなしてはいませんが、情報収集ツールとしては良くできていると思います。

良い点

  • 情報を入力する(取り込む)手段が多様
    • WEB上のデータはドラッグして取ったり、スクリーンキャプチャ風に領域選択でも可。文字だけの入力もできるし、手書き入力もOK(書いたものは画像として表示される)。さらには、(登録時に自動生成された)メールアドレス宛に送信すると登録できます(写真の添付とかも可)。
    • つまり、デスクトップPCでの入力、タブレットPCでの入力、WM機からの入力、携帯電話からの入力という、考えられるほぼすべてのデバイスから書き込みができます。
  • 記録先がサーバ上とローカルPC上の両方に置ける
    • Web上とローカルPC上の両方にデータが置けます。しかもこの2つは簡単にシンクロされます。従って、記録容量に難のあるモバイルデバイスなんかでは、無理にデータをローカルに落とすことなくオンライン上で情報を閲覧することができます。ベースはオンラインで、用心のバックアップとしてローカルに、という考え方もできますね。
    • Onenoteと違うのはこの部分であり、実はココが一番の肝だと思います。
  • 読む手段も多様
    • 貯めた情報を閲覧する手段も多様です。Webブラウザが表示できればいいわけですからね。ちなみに携帯はDoCoMoのimodeはダメでしたが、JigブラウザならOKでした(モバイル向けページの表示)。WM用のCABもありまして、これも便利です(ちょっと重くなるかな?)。
  • 強力な検索・整理機能
    • アルファベットの検索は画像内や手書きでもできるようです。
    • タグを付けることにより、整理およびフィルタリングができます(このタグは日本語でもOK)
    • 時系列で整理され、かつ検索できる(Time Bandがあるので視覚的にもわかりやすい)

悪い点(改善して欲しい点)

  • 検索機能の強化(日本語への本格対応)
    • 強力な検索機能も、日本語へは完全対応していないようですので、今後改良して欲しいなぁ。いくつか試してみた限り、○は検索可、×はダメだったもの。
タイトルの日本語(漢字含む)
タグの日本語
本文内のひらがな
本文内の漢字とカタカナ ×
画像の中の日本語(すべて) ×
  • シンクロの取捨選択
    • オンライン上にデータがあるからこそ、多様なデバイスでアクセスできるので良いのですが、オンライン上に置きたくないものを選択できるようにしてくれると嬉しいかなあ。ただし、そうなると、せっかくの良いコンセプトが崩れるかな・・・。