LOOX U50WNレビュー【番外編:解像度】

 2つめのレビューは番外編として、U50WNの解像度について。スペック上は1024×600ドットなので数字だけ見ると、少し物足りなさを感じるかもしれませんが、実際の画面を見るとしっくり来ます。違和感がないというか、なんというか。つまり5.6インチの液晶サイズには1024×600ドットがフィットしている、という意味です。
 以前のLIFEBOOK P8210は、あの筐体サイズで1024×600ドットでした。その時は明らかに物足りなさを感じて、その後LOOX P70T/Vが発表されて1280×768ドットになった時は、ちょうど良い解像度になった、と思いました。たぶん8.9インチの液晶サイズなら、そのくらいの解像度が必要だと直感的に思ったのでしょう。
 縦600ドットというのは、アプリケーションによっては縦が切れてしまうものもあり、その点では問題が生起することもありますが、モバイル用途で考えれば十分かなぁ、と。少なくとも携帯やPDAとは次元の違う情報量を得られますから、それでいいのかもしれません。逆に5.6インチ液晶にWXGAだと、文字が小さくなりすぎて厳しいかも。1024×600ドットという変則的解像度は5.6インチ液晶にこそ相応しいのだと思います。
 おまけでヤフーのトップページをキャプチャしたものを付けておきます。小さい文字でも見やすくするため、フォントをmeiryoKeGothicに変更したので、ますます良い感じになりました。