auからスマートフォン発表

 2月中旬に情報があった、auからandroid端末とWM端末の2機種が発売という話ですが、本日、正式に発表がありましたね。ISシリーズという名前です。

 さて、既存のauユーザーにとっては明るい話題となったでしょうか? ネットの評判を見ると芳しくないようです。特にAndroid端末は、事前に情報サイトの一部で「Nexus oneか?」という煽り記事もあったため、蓋を開けてみるとスマート”フォン”でもなくネット”ブック”でもなく、”スマートブック”だっという、誰もが、まさか本当に出すとはね、という結果だったようです。

 WM端末はK01と呼ばれていたものだそうで、どうやら世界初?のお目見えのようです。個人的には非常に魅力的です。前面タッチパネルでスライドキーボードを搭載しながら非常に薄い作りは、多くのユーザーの興味を引くのではないでしょうか。ただしOSがWMというのがハードルを上げているような気がします。普通のユーザーにとっては(今までと変わらず)「難しい」という印象を拭えないですし、昔から触ってきたマニアには「次のWindws Phoneまで待ちかな」という気にしてしまうのではないかと思うわけです。


 色々意見はあるかと思いますが、私は今回のauの発表は、素直に嬉しいと感じました。あれだけスマートフォンに後ろ向きだったauが本腰を入れてきたと言うことは、既存のいわゆるガラケーの高機能化だけでは、もはやユーザーの購買意欲を振起するには至らない、という流れが確かなものになってきたと感じるからです。
 主流にならないとしても、日本のメーカー・キャリアから定期的にスマートフォンが発売されるようになれば、これからますます選択肢が増えて楽しいことになるのではないかな、と思っています。