PDAの未来とポータルサイトの必要性

id:rgb400さんの6月10日の記事に反応してみます。
メーカーの撤退、有名サイトの閉鎖など暗い話ばかりでPDAの未来は暗いようです。rgb400さんの言われるように「無くなるべきは無くなる」のでしょう。ただ私はソフトの影響や思想だけでなく、ハードウェアとしても残るのではないのかなぁ、と思っています。つまり依然として「PCと携帯電話の隙間」を埋めるべき存在は必要なのではないかと。したがって機能についても、より携帯電話に近いsmartphoneもあればPCに近い(と私は思っている)Zaurusなどがあるのだと考えています。どちらに軸足を置くかで変わってきますが、いずれにしてもこの隙間の存在がPDAという名で残ると思っています。

 ただ、私が他者にPDAを薦める上で、一番困るのがソフトウェアの導入です。PCとは導入要領もちょっと違うし、挙動も違う、英語版に至っては日本語にローカライズする手間もかかる・・・などなど、必ず誰かがサポートしてあげないと満足な使用感を得られない。これが問題なのかなと思っています。そもそも素の状態のPDAが使いにくいっていうのが問題だとは思うんですが・・・。
 そんなわけでrgb400さんの言われるポータルサイトがあると嬉しいなぁ、と思うわけです。こういうのがあれば、「とりあえずこのサイトを見て」といえば済むわけですから。現在でも、何かしようと思ったら色んなサイトに散らばっている情報をかき集めるという作業が必要になっています。これが楽しいという人もいるわけですが、できるだけ手間は無くした方が、敷居も低くなるしユーザーも増えるのかなぁ、と思っています。ただし、維持・管理を考えると難しい問題なんですよね。

 いずれにせよ、今のところ良い解決策も考えられないので、自分のできる範囲でPDAの便利さや楽しさ、所有する喜び、なんかを伝えられたらいいな、と思っています。