Operaの操作性を良くするカスタマイズ
W-ZERO3用のOperaがバージョンアップしていたことを団長の所で知り、さっそく導入しました。今回はようやくタブブラウザとしての動作をするようになりましたね。私は画面表示が気に入っているので使い続けていますが、ちょっとしたカスタマイズをすることで驚くほど操作性が良くなるので、それを紹介します。
用意するモノ
- 零号エディタ
- W-ZERO3 UtilityPlus(縦画面でボタンを割り振る場合)
手順
- input.iniを零号エディタで編集
ファイルエクスプローラなどで、\Application Data\Operaにある「input.ini」を確認できたら、このファイルを零号エディタなどで開きます。エディタはなんでもいいんですが、ファイルの文字エンコーディングが変わらないで編集できるものが必要です。
- 設定する
ファイルを開いて、下の方にスクロールすると[WinCE Application]という項目があるので、そこに以下を記述
q = back w = scroll up a = scroll down e = page up s = page down z = Enter fullscreen | Leave fullscreen x = Leave fullscreen | Enter fullscreen
こうすると、qで「戻る」wとaでscroll up/down、eとsでpage up/downします。残念ながら「進む」は設定できないようですね。また、zでフルスクリーン、xで通常スクリーンに戻すことが出来ます。これも1ボタンで済むといいのですが、そうはいかないようです。図にすると↓のような感じになります。
このように設定すると、キーボードを出した状態で、片手でナビゲーションすることが出来るようになります。
また、キーボードを閉じた状態でこれらの機能を使う時は、W-ZERO3 UtilityPlusを使って好きなボタンに割り振ることにより、縦画面状態でも片手操作が容易になります(ただし、どこかでSIPのオフをする必要があります)。
たったこれだけのことですが、ずいぶん使い勝手が変わるので、Operaユーザーは是非お試しあれ。