携帯電話主要3社3様

 携帯電話の主要3社に関する気になるニュースを列挙

DoCoMo

ドコモの2007年度決算は減収増益、7月に全国1社体制へ(ケータイwatch)
 まぁ、もともとシェアが高すぎていたし、ぼったくり料金で日本では金をむしり取っておいて、それを外国に投資して、いまいち効果を上げてなかったりと、見てる方向が違うんじゃないか、と常々思っていましたが、ようやく日本の既存顧客のことを重視してくれるようになるんですかね。それにしても、やや遅きに失した感がいなめません。「かつてのようにキャリアが主導するニーズは終わり、ユーザーが主導する市場に潮目が変わったと認識している」(中村氏)という発言が、せめて2〜3年前に出ていれば、シェアを落とすことは無かったかもしれませんね。

au

au、EZwebの大量通信ユーザーを対象にした速度制限試験(ケータイwatch)
 あいかわらずの、制限や規制が好きなキャリアですね。キャリアが提供した「庭」とやらから少しでもはみ出ると、途端に息苦しくなるのはかわらないようで。ここは、いつまでキャリア主導を続けるつもりなんでしょうか。
4月の携帯・PHS契約数、ツーカー終了でKDDIが初の純減(ケータイwatch)
 契約数だけで評価するのはどうかと思いますが、一時期の勢いは無くなりましたね。なんでも「ツーカー終了に伴う特殊要因によるもの」だそうですが、そんなの数ヶ月前から、逐次ツーカーauへの移行はされていたわけだし、単にツーカーユーザーが綺麗にauに移ったわけではなく、そのタイミングで他キャリアに流出しただけでしょうねプリペイド契約の関係みたいです
auのW62S/W54S/W54SA/W56Tに不具合、ソフト更新開始(ケータイwatch)
 auが迷走してるなぁ、と感じる端的な例がKCP+の不具合の異常な多さ。ユーザーは壮大なβテストをされているようにしか見えませんが(^_^;。それなのに「KCP+のせいではない」と強がるauが痛々しいです。

SoftBank

総務省、通信障害でソフトバンクモバイルに指導(ケータイwatch)
 サービスや端末など色々なチャレンジで、勢いのあるSBMですが、やはり心配なのは契約数の増加に設備が追いついていないんじゃないか、という点です。auからキャリア変更するときに、一番考えたのが”サービスの安定提供”だったので、SBMではなくDoCoMoにしたのです。
 財務制限条項とやらで、純増し続ける宿命を負っているらしいので、なりふり構っていられないのでしょうが、先行きに不安を感じますね。