WILLCOM 03の感想

 D4に続いて、次はWILLCOM 03(WS020SH)の感想です。昨日のエントリで「買わない」と宣言しましたが、前言撤回します(^_^;。
さて、興味のある方は、「続きを読む」以下をどうぞ。※写真と動画がありますので注意してください。

外観&カラーバリエーション

 アドエスに比べてずいぶん背丈が短くなりました。これなら持ちやすいです。表面は全面タッチセンサーなので、非常にフラット。厚みも(スライドキーボードがあるにもかかわらず)そんなに厚く感じません。非常にコンパクトにまとまった、という感があります。
カラーバリエーションは三色とも、それぞれ良いです。ツートンカラーになっていること、フラットでなく縞があることで、派手ながらも落ち着いた雰囲気もあります。個人的にはライムが良かったです。

画面

WVGA(480×800)の画面はとても綺麗で見やすいです。この辺はアドエスと同じといえば同じなんでしょうが、コンパクトな筐体に搭載されていることに価値があるんだと思います。

操作感(イルミネーションキー)

 WILLCOM03最大の関心事でしょうね。個人的には許容範囲内です。触った感覚は押した瞬間にバイブが作動するので分かります。反応速度も悪くないです。
ボタン一つで、カーソルモードとダイヤルキーモードに切り替わる。ダイヤルキーモードのときは、カーソルモードが液晶下部に移動する。この2つのギミックが、今回のコンパクトな本体サイズを達成できた要因ですね。イルミネーションキーなくして、このサイズとこの入力環境は得られません。カーソルキーとダイヤルキーとフルキーボードの共存は、難しい問題ですが、WILLCOMは今回このような解答をもたらしてくれた、ということでしょう。
画面のスクロールなどは、iPod touchなどと同じ感覚で動きますので使いやすいですね。
動画をとったのでアップしてみましたが、どうでしょう?

http://video.google.com/videoplay?docid=-3698299418458027002&hl=en
http://video.google.com/videoplay?docid=7352766439553111391&hl=en

キーボード

押した感覚は普通です。(あまり触ったことないですが)アドエスと同じような感じなのでしょうか?Fnキーが一番大きいのですね(^_^;。あとソフトキーがないのが残念ですね。お、リセットボタンがこんなところに。

文字変換

 すみません、Shoinを使ったことがないのでよく分からずに操作してました。慣れないとダメでしょうね。適当に弄くった画面を載せておきます。なお、予測変換候補は私のせいではありません。最初からこうだったのだから(^_^;。

ワンセグ

 ワンセグは感度は良い感じでしたよ。アンテナは伸ばせるし、スタンドにも出来るし、良いことずくめ(笑)。WM機なのに普通にワンセグが見られることに、密かに感動しました。まぁあんまり見ないけど、たまにあると便利だということがあるので、無いよりある方が良いです。
ただし、起動時に「安定した動作のために、他のアプリケーションを終了します」と出てました。メモリ確保のためでしょうが、「ホームメニュー」も終了しなければならないというのは、どうなんでしょう? ところでホームメニューって何?

その他

 あ、こっちもカメラ試すの忘れた(^_^;。W-SIMを入れる所は上部にあります。サイドのボタンは小さくて押しにくかった。キーロックはスライドスイッチで良かった。あれ、MicroSDはどこだっけ?もしかして、下のこの穴なのかな?

総評

 コンパクトな本体、美しく見やすい画面、無線LANが付いていることなど総合的に判断すると、PHSインフラというデメリットがあっても欲しくなる端末です。日本のケータイと同じくらいの大きさで、VGA表示で、WM機で、ワンセグが普通に搭載されていること。これらを兼ね備えた端末は他に見当たりません。WILLCOM03は「日本の携帯電話とWM機の良いところを見事に融合させた」と言えるかも知れません。
そして一番のポイントは「国産のスマートフォンであること」。やっぱり応援したいですからね。さて、入手方法を検討してみようかな。

おまけ

  • こちらも指紋ベタベタで、こまめに拭く必要が(ry・・・。もしかしてWILLCOMさんって、ドM(^_^;?
  • スタイラスって内蔵じゃないですよね?見あたらなかったけど。