Nexus oneをゲット

mat462010-03-22


 唐突ですがタイトルの通りNexus Oneを入手いたしました。
先日Xperia X10を銀座で触って、欲しくなったことは確かなのですが、実はそのときに、さらに物欲が沸いたのがNexus oneでした。そして(とうとう我慢できずに)購入した次第です。
 発売当初から興味はあったのですが、入手手段が少なかったことと、どうにもデザインが自分の嗜好とは違っていたので、購入するまでは至りませんでした。では、なぜ欲しくなったのか。一つはX10の動作の軽快さを見てこれは使いやすそうだ、と思ったこと(同じCPUを載せているNexus Oneも軽い動作だった)。二つ目は実物を見せてもらって、その画面の綺麗さを知ってしまったこと(有機ELと高解像度)。そして最後に、OS2.1の良さを知ってしまったこと、の以上3点です。

軽快な動作、快適な入力環境

 Snapdragon搭載は伊達じゃない、とばかりに、あらゆる動作が軽くかつ滑らかに動作します。ただし私の場合比較対象がG1なので、当たり前と言えば当たり前なんですが。
 もっと重要なことは日本語入力環境(ソフト&ハード)が思った以上に充実していることでした。X10もN1もハードウェアキーボードがないので、フリック入力できるかできないか、は重要なポイントになります。iPhoneで慣れた結果、片手入力においては最も速く打つことができるようになりました。 AndroidWnnフリック対応版などがあり、充実しています。またソフト面から言えば、Wnnのおかげで変換効率がとても良くなりました。連文節変換もできるので、この点ではiPhoneも越えています。

綺麗で高解像度な画面

 有機ELって綺麗なんですね。それが高い解像度と相まって、文字などが非常に見えやすい画面を提供してくれます。少しくらい小さくても見えるし、読みやすいです。ただし、色味(発色傾向)はiPhoneやX10の方がナチュラルで見やすいです。

OS2.1と1.6は結構違う

  Xperiaの残念なところは、OSのバージョンが古いことです。マルチタッチができないこと、Gmailでマルチアカウントが使えないことは、結構痛い点です。ソニエリが気合いを入れて独自UIを使っている功罪のひとつなのかもしれません。幸いアップデートは行うようですが、それまで我慢できるかというと・・・。
とくにマルチタッチによるピンチズームが出来ないのは痛いかも。N1のウェブブラウザは、大変優れていて拡大/縮小に応じて文字が改行されるため、私が今まで触ってきたモバイル端末の中で最もWebが見やすい端末と言っても過言ではないですが、ピンチズームが使えないと直感的に望みの大きさに拡大したりできないんですよね。

まとめ

 以上の点から、X10購入する気まんまん→まさかのNX1購入という流れになりました。
ただ、もっとも影響が大きかったのは(人が我慢してるのにホレホレしてくる鬼のような)熱心に機能と良さを説明してくれる友人たちのお陰だと思います。いつもありがとうございます。

 さて、X10とDesireはどうしようかな・・・

Xperia X10のタッチ&トライに行ってきました

mat462010-03-07

都合がついたので、今もっとも興味のある端末であるdocomo SO-01B Xperia X10のタッチ&トライイベントに参加すべく、昨日、銀座ソニービルまで行ってきました。それなりに触ってきましたので、個人的な感想を書いてみます。

大きさを感じさせないデザイン

 全体としては大きめな端末ですが、丸みを帯びた曲線と直線をうまく合わせた秀逸なデザインのせいか、あまり大きいとは感じませんでした。持ちやすく自然にタッチ操作やボタン操作ができたので好印象でした。
ただ、女性の方には、やはりサイズが大きすぎて持ちにくいと感じるようです。

十分な反応速度と美しい画面

 携帯端末としては大きめな部類に入ると思いますが、発色は良好です。ただしNexus oneのAMOLEDに比べると白っぽい感じに見えます(これはNX1が綺麗すぎるので比較するのは酷でしょうね)。
タッチの感触は、私が触った限りストレスを感じるような引っ掛かりや遅延はありませんでした。ただし感覚的にはiPhoneの方がなめらかな動きをするように思いました。
いずれにせよ、大きく綺麗な画面は、この端末の魅力の一つではないでしょうか。

webブラウジングは快適

 たまたま触っていた端末にOperaが入っていたので、それを使ってブラウズしてみましたが(回線はwifi)、表示も早く、ページの再現性も高くて見やすかったです。画面の縦横回転も機敏な反応でした。
これで噂のflash10が来れば、携帯端末としては鬼に金棒かも。

POBoxは慣れの問題なのか?

 入力に関して、タッチの反応や変換効率は問題ありません、非常に快適でした。困惑したのは入力の度に(母音の)キーの大きさが変わるところです。打ち易くする、という意図は分かるのですが、キーの位置の変化が不規則なので、指を動かす位置を予測できないために、どうにも直感的にキーを打つことができません(一文字打つ度にキーの位置を確認しながら入力する感じ)。こんなだったら、最初から母音だけを少し大きくしておいてもらうだけで良かったのに、と思ってしまいます。

Timescapeは使わない・・・かも?

ソニーエリクソンお勧めのTimescapeとMediascapeですが、短時間しか触ってないからか?魅力を感じませんでした。(京大式カードみたいなのが)バラパラ動くGUIは面白いのですが、データ量が増えていったら面倒なだけなんじゃないかなぁ、と思いました。

総論(X10は買いか、否か?)

 私は間違いなく買うと思います。トータルのバランス・完成度、Androidというプラットホームの将来性の高さなどを考えると素直に欲しいと思いました。
ただそれは私がモバイル端末好きだからこそ、です。これを他の普通の携帯を使っている人に勧めるかというと、答えはNoです。やはり、せめてキャリアメールくらいは普通に使えるようにしてもらわないと話になりません。今回はdocomoソニエリもずいぶん力を入れているみたいですが、このままでは、前評判や事前の期待だけ大きくて、蓋を開けたらずっこけるような気がします。彼等が、どういう顧客イメージを持っているのか謎ですが、少なくとも普通は端末を複数持ち歩いたりしませんからね。キャリアメール、デコメ、お財布ケータイなどが全滅状態では、他人にお勧めしづらいです。


以上、思ったことをつらつらと書いてきましたが、とにかくユーザーにとっては(いろいろな端末を使う)選択の幅が広がることは嬉しいので、頑張ってもらいたいものです。

HTC Desire発表

 前エントリでBravoと呼んでいた、HTC Desireが発表になりました。GoogleNexus Oneの兄弟モデルですね。ほとんど同じスペックのようですが、少し違いがあるようです。

  • ハードウェアボタンがついた
  • カーソルが光学式になった
  • メモリが少し増量(RAM: 576 MB ※NX1は512MBですよね?)
  • Flash10.1を(当初から)搭載

 しかし、それよりも重要な情報がEngadgetにありました。

Android 2.1端末 HTC Desire 発表、3.7型有機ELディスプレイ & Sense UI 採用CommentsAdd Star(Engadget Japanese)
http://japanese.engadget.com/2010/02/16/htc-desire-3-7-el-sense-ui/
主な違いはトラックボールではなく光学ポインタを載せていること、画面下タッチ式ボタンが ポインタ左右のハードウェアボタンになっている点、またボタン部分が手前にしゃくれているデザインなど。

 ・・・しゃくれている。・・・しゃくれている??
やや、購入意欲が下がったのはここだけの話。なんでHTCは、しゃくれ好きなんだろう? 
 といっても、発売は第2四半期(4〜6月)だそうなので、そのくらいの時期だとXperia X10を購入しているだろうし、新型iPhoneの話題も盛り上がっている頃でしょうから、ライバルが多くて大変そうです。

ちなみに、スペックは↓の本家のサイトに詳しく書いてあるので、どうぞ。
http://www.htc.com/www/product/desire/specification.html

auからスマートフォン、というお話

 ついにというか、ようやくというか、auから本格的にパーソナルユーザー向けにスマートフォンAndroidとWM機の2種類)が発売される”予定”だそうで。(初ではないのは、E30HTがあるからですよね?)

KDDIも「Androidスマートフォン」出します宣言CommentsAdd Star(Engadget Japanese)
http://japanese.engadget.com/2010/02/17/kddi-andE30hroid/

 Engadgetの記事は辛辣ですが、でもそうなんだろうなぁと思います。だって、どんな機種を発売するのか全く不明ですし、発売は6月”以降”だから、いつになるか分かったものじゃありません。とりあえずユーザーに対して「auスマートフォンのことを考えてますよ」というアピールをして、既存客の離脱を食い止めようという考えなのでしょう。
 でも、少し前に『スマートフォンはまだ早い』とか言ってなかったっけ? と思っていたら、タイムリーなことにケータイwatchに小野寺氏のインタビューがありました。

【Mobile World Congress 2010】
小野寺氏に聞くKDDIのモバイルブロードバンド戦略(ケータイwatch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/event/mwc2010/20100217_349483.html

――冬春モデルの発表会では「スマートフォンはまだ早い」とおっしゃっていましたが、本日の講演ではAndroid端末の投入も宣言されました。
小野寺氏
 早いというより、お客様にどこまで受け入れられるのか。やはりファーストフォンとして使うことを考えると、日本のお客様が今のスマートフォンに満足しているわけではないと思うんですね。

 ??? 意味が分からん。つまり、1台目としては使いにくい、と言う意味ですか? それは誰のせい?

――たとえば、ソニー・エリクソンの「Xperia X10 mini」が片手での使いやすさを重視しているように、AndroidフィーチャーフォンのOSの1つになってくるような気がします。KDDIの目指しているスマートフォンも、そのように既存の使い勝手やサービスなどを取り込んだものになるのでしょうか。

小野寺氏
 それは当然、想定しています。“素”のAndroidWindows Mobileが、なぜ日本であまり受け入れられないのかは、十分考えなければいけないと思います。


 『スマートフォンについては、時期尚早ではなく、現状に課題があると指摘』って、おいおい。受け入れられにくいような体制を自らが作っているという意識はないのですか? メールやSMS、レベル2SIM Lock、BT制限などなど、ありとあらゆる方法で使いにくくしているのは日本のキャリアであって、端末メーカーのせいではないでしょう?

docomoにしてもauにしても、既存のシステムを端末が素でも使えるように一般化してくれれば良いのに、と思います。SBMiPhoneに関して、ほとんどApple任せにしていますが、ユーザーにとってはその方が使いやすいような気がします。なのに、そういうのより先に独自marketを作る方向性だけ示すのは順序が逆ではないかと思います。
 単なる土管屋になりたくない、という気持ちは分かるのですが、余計なことしないでくれ、というのが個人的な感想です。

 ま、いまさらauに移る気はさらさら無いので、のんびりと傍観することになります。既存のauユーザーにとっては明るい話題でしょう、たぶん。

Windos Phone7 Series発表

 個人的には、しばらくご無沙汰になっていたWindows Mobileですが、大きな動きがあったようです。

マイクロソフト Windows Phone 7 Series 発表、完全新規OS
(Engadget Japanese)
http://japanese.engadget.com/2010/02/15/windows-phone-7-series-os/

 ZuneのUI活用、XBOX Liveとの統合など色々見所はありますが、一番の肝は「完全新規OS」というところなんでしょうね。過去の資産を使えなくなるのは、損失でしょうが、正直、閉塞感が漂っていたWMとしては、これしか方法はないのかなー、と個人的に思います。iPhoneAndroidに比べてUIや表示ダイアログなどの古臭さ感が拭えない印象だったので、ここらで心機一転図るのは正しい選択だと思います。

ただし、もう少し早く動けば良かったのに、と思うのも事実。色々とあった(はずの)アドバンテージを、ほとんど捨てているのは、もったいないというか、残念というか。

Xperia X10 mini proとかBravoとか

mat462010-02-16


 G1を勢いで購入して以来、しばらく離れていたAndroidですが、最近、周りがNexus Oneで盛り上がっているのがうらやましくなったので、久しぶりにG1を充電して使ってみたら驚くほど進化していました。
 日本語入力環境が整っていて、普通にG1のキーボードで入力したり、(iPhoneでおなじみの)フリック入力も快適に使えるようになっているし。Android Marketには日本製Appも増えているし、個人的なキラーアプリEvernoteもバッチリあるわで、あとメモアプリがあれば、今からでもすぐにiPhoneから乗り換えられそうな気がしています。

 上記のように、急激にAndroid熱が高まってきた今日この頃だったので、これまでの度重なるNexus Oneのホレホレ攻撃を耐え忍んできましたが、そろそろ陥落しそうだなぁ、と思っていたところ、表題の通りXperia X10 mini pro(X10もまだ発売されてないのに)が発表されたり、SBMから出ると噂されているHTC Bravoの情報が出てきたりと、大変活況ですね。
 私の本命はあくまでDocomoから発売予定のXperia X10ですが、選択肢が増えるのは喜ばしい限りです。

Xperia X10 mini proの情報はEngadgetを参照
http://japanese.engadget.com/2010/02/14/xperia-x10-mini-mini-pro/

Bravoの情報はポケゲさんの所を参照
http://pocketgames.jp/blog/?p=5663

iPad発表ですね

 昨日ではなく、本日深夜3時からのAppleの発表をリアルタイムで楽しんでおりました。噂通りのタブレット端末iPadが発表されましたね。スペックなどは詳しいサイトにお任せするとして、自分の感想をば(あくまで個人的意見なのであしからず)。

 一言で言うと「でかいiPod touch」かな、と。良い意味でも、悪い意味でも。

pros

  • iPhoneのソフトウェア資産の流用
  • 高速起動とバッテリーライフを両立させるOS
  • 大きく、視認性の高いIPS液晶画面
  • 外付けキーボード(BT含む)が使えるらしい

cons

  • 外に持ち運ぶには微妙な大きさと重さ
  • 落として液晶割れが続出すると思われる携帯性(ストラップホールなんて無いよね←未確認)
  • この大きさでFlashが表示されないブラウザなんて、ありえないレベル
  • この画面の大きさで、iPhoneと同じホーム画面が妙に哀愁を感じさせる

ざっと、こんなものでしょうか。発表を見る限りはガッカリ感が沸いたものの、動画を見ると、また魅力的な一面があります。この辺の魔法はさすがAppleというところか。

一番残念なのは、Apple得意の「発表=発売」ではなく(少なくとも)2ヶ月待たされること。こういうガジェットって、発表されたときが一番欲しくなる瞬間だと思います。